3月16日~20日の4日間、大阪日本橋にある、アートスペース亜蛮人で開催された、PINKJACKの「特殊造形&特殊メイク展」の様子。
まずは、16日に会場では、日本橋のオタロードで、アーノルドシュワルツネッガーの等身大の顔のマスクを持った女性が、イベント開催の案内とビラを配布。
会場1Fの壁面には、特殊メイクのパネル写真が展示され、「大阪デザイナー(以下ODC)」やECC、大阪南港のATCで開催された、ハロウィン特殊メイクコンテストの優勝者の写真や、大阪芸術大学の学生さんが作ったパネルなども展示。
会場2Fには、特殊造形物が展示され、頭部のマスクを中心に、まるでハリウッド映画から飛び出してきたのではないかと思えるほど、ド迫力の作品を展示。
特に、等身大の特殊造形物は目を引く展示物となりました。
球体関節のドール人形は、幽玄な雰囲気を漂わせていて、不思議な世界観でした。
1Fでは、大阪芸術大学特殊メイク研究会の皆さんによる、美女のモデルさんを使って、特殊メイクの実演を行いました、頭部には龍の造形を被り、数時間かけて変身していくので、どんな風に変わっていくのか、ご来場頂いた方々も興味津々でした。
17日のイベント1Fのにスペースでは、特殊メイクのモデルさんにかけられていた、黒色のマントが外され、体や両腕には、龍の造形が施されたアイテムが装着されており、ライブメイクの有効性をいかんなく発揮されています。
さらに、造形と同化させるように、筆やエアブラシなどを使って、肌に色を塗っていき、血管が浮き出ているような感じなど、さらにリアル度が増していきました。
大阪芸術大学特殊メイク研究会の皆さん
>松下祥風 >福岡寛 >前畠慎吾 >那須志穂 >桑谷さちえ
動いてくれていたメンバー」
>モデル 中川ちせ
>チラシ配り 那須志穂
>着ぐるみ 前畠慎吾
そして、3月20日の最終日にも特殊メイクの実演を行いました。この日は現役特殊メイクアップアーティストのキッズカンパニー代表仲谷進先生をお招きしました。」 やがて、イベントスペースでは、キッズカンパニーの仲谷先生の特殊メイクの実演がスタートし、細身の石田さん(モデル)の顔に、分割された肌色のシリコンパーツを、順番に丁寧に貼り付けていきました。
すると、おでこやあごの部分が盛り上がり、元の顔とは全く違った輪郭となり、摩訶不思議な感じでした。
また、入口には、特殊メイク用のグッズが販売されており、頬っぺたなどに貼って血糊を付けていくだけで、気軽に特殊メイクにチャレンジ出来るものもあり、便利そうでした。
また、会場では、会場ではソーシャルネットワーク大阪の番組インターネットTV「サブカルワンダーランド」の生放送を中継していたり、次から次へとお客さんが展覧会を鑑賞しに入ってきたりして、賑わっていました。
会場の外では、怪獣の着ぐるみや、うさぎ先生のうさぎさんを被った女性が、展覧会をアピールしており、通行人も足を止めて、見入っていました。
ところで、仲谷先生による特殊メイクの実演は、4時間ほど。
そして、男性のモデルさんは、真っ赤な肌へと変身し、切り傷なども表現されていたりして、間近で見ても、まるで本当の肌であるかのように違和感も無く、素晴らしい出来栄えでした。
それから、赤鬼らしく、甲冑を装着していったのですが、何と、口の周りも防具で被い特殊メイクを隠し、近くまで見に来た観客を驚かせるというサプライズも行っていました。
そして、完全に赤鬼に変身。
また、怪獣やうさぎさんとのショット周囲にも人だかりが出来ていました。
会期中にご来場頂いた人員数は約1000人ほどでした。
15日 搬入日
16日 100人
17日 150人 ライブメイク 特殊メイク研究会
18日 200人
19日 100人
20日 500人 ライブメイク KID‘S COMPANY 仲谷進